ウォーキング
持久力を向上するトレーニング:1周30mの長い歩行路を完備。天候に左右されることなくいつでも好きな時に快適にウォーキングが安全にできます。また、正しい姿勢でリズムよく歩くためにボールを使ったノルディックウォークも取り入れます。
プレステップ
プレステップはアーム部分とフット部分が連動式になっており、独自の制御機構でダイナミックな下肢の動きに対しても、腕が無理に引っ張られることがなく、立位が不安定な方も安心して自然でスムーズな上下肢連動運動が行えます。
ノルディックウォーキング
ノルデイックポールが多数あるので、バランス維持をサポートしリズミカルに正しい姿勢で、身体全身を使った転びにくい歩行訓練ができる。姿勢や呼吸も整えられ血液循環も活発にします。
なぜ「ノルディック・ウォーク」を推奨しているの?
「ノルディック・ウォーク」の利点の1つが、例え、足腰が弱っている高齢者であっても、2本のポールを持って四足歩行になるため、再び歩くことができ、しかも姿勢が正しくなって、前を見て歩けるようになる点です。
高齢者の方が、歩行に不安を覚えるようになると、杖を使ってそれを補おうとされるケースがよくありますが、本来、1点をささえる杖は体重を支えるという点では有効ですが、歩行をするという点で考えると左右対称に身体を使うことができ、本来の人が歩くための基本となる姿勢を効果的に作り出してくれるノルディックポールには遠くおよびません。人は本来もつ、歩くための正しい姿勢を取り戻すためにかかせないものがポールそのものなのです。
実は、人というのは地面に対して垂直に立っているようにみえて、実は利き足を中心に左右のバランスが多少崩れている方がほとんどです。そして、この崩れが、高齢者の方になってくると、股関節周囲筋の衰えや、肩甲骨を使わない日常からくる廃用性筋委縮での背骨の曲がりなど加齢からくる筋力や関節の可動域の低下で目に見えて基本となる姿勢が崩れて歩行困難をきたすようになるのです。
そこで、、不活化しがちな肩甲骨や股関節まわりをノルディックポールを使うことで崩れがちなバランス能力を補い、安全に正しい姿勢で人がもつ本来の身体の機能を呼び起こし、歩く機能を回復させるものであるので、いつまでの全身の機能を不活化させることなく、維持継続させて使っていくことが、リ・ハビットでの歩行訓練には不可欠であると考え、積極的に導入しています。
運動機能評価
また、3か月に1回、体力評価を行い、そのほとんどの方が現状維持もしくは改善傾向で体力維持をされていることがうかがえる。
評価のねらい
- 日常生活における具体的な目標をつくる
- 目標達成のために自分のカラダを把握する
- 正しく個別プログラムを作成する
体力要素 | 測定項目 | 準備すべきもの |
---|---|---|
筋力 | 握力 | 握力計 |
バランス | 開眼片足立ち時間 | ストップウォッチ |
移動能力 | 5m間最大歩行 | ポールなどの目印になるもの 色つきテープ、ストップウォッチ |
Timed up & go | いす、ストップウォッチ、ポールなどの目印になるもの | |
持久力 | 6分間歩行 | 休憩用の椅子 |
測定結果から読み取れる内容
- 握力(筋力)
- 握力は全身の筋力の状態を反映します。握力が弱くなっていれば、全身の筋力も弱くなっていると考えてもよいと思います。
- 開眼片足立ち時間(バランス能力)
- 片足で立った際のバランス能力の程度をあらわします。バランスが崩れた際に補正する能力が反映されます。
- 5m間最大歩行(歩行能力)
- 横断歩道などの路上での移動など、移動の能力の程度を反映します。
- Timed up & go (複合的動作能力)
- 複合的動作能力の程度をあらわします。立ちあがる、歩く、体の向きを変える、バランスをとるなどの複合能力が必要となります。目と体や四肢の協調性が必要となります。これらが低下すると実用的な行動に影響を及ぼすこともあります。
- 6分間歩行(持久力)
- 持久力が必要な有酸素運動をすることで、筋力以外にも呼吸器疾患などを評価します。